「誰もが人生の経営者」・・・主役は自分なのです

自主性が自分らしさであるならば、自主的に行動をする必要があります。では行動するモチベーションを自分自身でどのように産み出せば良いのでしょうか？

シンプルですが、全てを"自分事"であると感じる事ができれば良いと考えます。

余談ですが、ある会の会議の中で代表の挨拶があり、先日発生した口蹄疫の問題について現状の報告と会としての義捐金の呼び掛けがありました。その代表は自分の身内が被害にあった訳でもないのに、大粒の涙を流し、嗚咽を堪えながら、現地の状況を会議の参加者に伝え、全国のメンバーに伝えて欲しいとお話されました。この代表は全国にいる仲間を訪れ、同じ年代を生きるもの同士、苦しいけど明るい未来を描き、それに向かって手を携え一歩一歩進んでいこうと呼びかけられておられました。口蹄疫の問題が起こる前に九州にいる宮崎の仲間も訪れて誓い合っています。そんな同じ目的を持った仲間が天災で苦しんでいる。自分の身内が困っているのと同じだ、と。

自分事であると感じるからこそ、涙も出るし、何かしてあげられないかと思うのではないでしょうか？たとえ１円でも募金をするという行動が起きれば、そして、そんな人間が１億人いれば・・・。そして、行動を起こさなければ成果を生む事は無いという事がお分かり頂けると思います。

どうすればできるかを考え、能動的に行動できる人は、たとえ小さな事でも毎日成果を積み重ねる事ができ、やがて大きな成果を創り上げます。

では反対に、できない理由ばかり述べ、行動しない人は成果を創り上げられません。仕方なく受動的に行動する人は、仕事が他人のため・会社のため・上司のためと思うので、仕事も他の物事もちっとも面白くなります。

人生の中で、なかなか上手くいかない事もあるし、突然人に時間を奪われる事もあるから、ついつい愚痴をこぼしてしまいますよね。

こと私においては、愚痴を言わないのはストレスが溜まりますから、頭の中で一旦愚痴を吐いたり、ときには家族や友人に愚痴をこぼして不愉快な思いをさせる事もあります（ゴメンなさい）。できた人間ではないですね。しかし、その後、必ず"愚痴"を"前向き"な言葉に置き換えるように心掛けています。

例えば、急遽依頼が入り予定していた事ができなくなる事があります。

その時は、

「私は試されているのだ。できない理由より、できる方法を考えよう！」

とか

「自分にしかできないから、信頼されているから、依頼が来たのだ。自分が必要とされているからこそ、どうせ時間を割くなら、生きた時間になるように目一杯役立てるように取り組もう！」

とか。

そうして取り組みますと、不思議と「やっと終わった。。」と疲れ果てている自分ではなく、「時間を有効に使えたかな？」と自己を省みる自分がいる事に気がつきます。やったという経験によって自分が成長します。

で、ここからはおまけですが、依頼人からは急なお願いにも関わらず率先して嫌な顔をせずやってくれたと「ありがとう！」という言葉によって心の報酬を頂け、与えた以上の対価が必ず"結果として"返ってきます。

全てが自分の事だと思えば、そこにやらされ感は無くなりますから、楽しさだけが残ります。

レリッシュ株式会社の社名"レリッシュ"に想いを込めた、『楽しむ』心がここにあります。

私は到底できた人間では無いですが、まずは自分の経営から１００％の情熱を持ち、後悔しないように取り組もうと思います。

そのような前向きな考え方に賛同して頂け自他問わず人生を構成する"時間"を大切にできる、社会に役立つ事を目的とした自己成長を目指し能動的に行動できる方を一人でも多く増やす事が、この閉塞し冷え切った状況を力強く生き抜ける力であると強く信じます。

もし、明日、この命が終わったとしても、後悔の無い時間を明日も刻み続けます。