Webのアクセシビリティ

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[PR]ホームページ制作・DTPデザイン・システム開発のレリッシュ株式会社〔町田/相模原/横浜/大和〕

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ぺぺちぃ〜です。

先日、NPO法人ソフトウェア振興会(MASSI)にて開催している勉強会にレリッシュメンバーで参加してきました。
今回のテーマは「Webのアクセシビリティ」。講師は有限会社アイ・クリエイツの羽川 和男氏。
こちら、アイ・クリエイツさんとは弊社も深くお世話になっており、Webのバリアフリー化に
特化している会社でいらっしゃいます。
今回は、特に視覚が不自由な方がどのようにしてホームページを閲覧しているかを
実際に実演を交えて講義していただきました。
 

視覚障害のある方々は、「スクリーンリーダー」と呼ばれるソフトウェアを利用して、
表示された内容を読み取るのを聞きながらPCの操作やブラウジングを行っているそうです。
実際とあるホームページを開いて読み上げてもらったのですが、とても滑らかな合成音声です。
ですが、音声閲覧を意識しているサイト、意識していないサイトでは、
必要な情報が画像化してあって音声認識できなかったり、前頁に表示されている
メニューバーが毎回必ず読み出されたりと、ストレスを感じることがあちらこちらに。

 

こういう場合、画像については、ただ「富士山」ではなく、「夕陽がさして雄大な表情の富士山」など、
情景を想像できるようなコメントをつけてあげればよいとのこと。
メニューについても、ソースの組み方でメニューを最後にするか、
もしくはサイトの中心に飛ぶリンクを先頭に用意してショートカット出来るように
してあげればよいとのこと。

 

ソースコードもですが、ホームページをデザインするところから意識して作らないと
本当に利用価値あるページにはならないと言うのが印象的でした。

 

そのほかパソコンの起動や操作自体をサポートする音声読み上げソフトを見せていただいたのですが、
Windowsのスタートメニューを開くと音声でナビゲーションをしたり、バックミュージックの有無や
曲の違いで今画面上に開いているものが何であるかが分かるような仕組みに納得。
やっぱりこういうのは実際に見てみないと何が大変なのか分からないものですよね。

 

今回の研修で感じたのは、Webの世界は高齢者や障害者の方々の生活を助けるのに非常に
重要な役割をもっていると言う事でした。
実際目が不自由な方は音声で、声が不自由な方は文字で、
コミュニケーションを図っていらっしゃるのだそうです。
意思疎通の重要なアイテムとなっているPC。
レリッシュではどういうことでお役に立てるでしょうか。
考えさせられる講習会でした。
 

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